2月度の教室は新潟大学で今後行う「スーパー・スマート・ビークル(SSV)プロジェクト」
に向けの改造依頼を受けさせていただきました。
今回はEVアドバイザーと大学生及び担当教官さんに参加して頂き、プロフェッショナルチームにてコンバートEVを製作いたしました。
【製作目的】
1.大規模災害時の通信サービスの復旧手段として、EVの活用を提案します。
2.長時間・広範囲の停電により、携帯電話の基地局バッテリ切れが想定される場合、EVから基地局のバッテリに電力の供給を行うことが 可能になります.
2.EVにカメラなどのセンサ機能、無線データ通信機能を搭載し、災害地の情報を迅速に収集することが可能になります。
【研究室での今後のコンバートEV使用目的】
モバイルアドホックネットワーク、無線メッシュネットワーク等、無線応用の研究開発を進めてきました。
新潟大学キャンパスには世界有数の無線メッシュネットワークの実験システムを有し、長岡市旧山古志村、新潟大学周辺の学校施設にネット ワーク構築を行い、モニターサービス等を実施した実績があります。
東日本大震災対応として、東松島市において臨時無線ネットワークを構築し、メッセージ通信サービスを提供しました。
佐渡島ではトキのリアルモニタリングシステムの研究開発を進めました。
災害応用として、気球にカメラ、通信機能を搭載し、空中にメッシュネットワークを構築するスカイメッシュの研究開発を進めました。
近年はスマートグリッドに関連した研究として、情報通信技術に加えて電気自動車(EV)を活用するスマートコミュニティの構想を提唱 し、研究開発を進めています。この研究の一環として、通信基地局充電機能、カメラ等のセンサ機能を搭載したEVを開発し実験を行う予定です。
EV自体を無線通信ノードとして利用し、複数のEVからなるアドホックネットワークの実現技術、応用についての研究開発を進めます。災 害時の利用だけでなく、スマートコミュニティ実現に向けて、EVのセンサと無線通信を利用した地域・環境データの収集などの実証実験を行います参加者のみ なさんのアンケートの結果です。
自然科学研究科 出身県名 大阪府 藤原知久様 |
1.改 造電気自動車に期待すること |
改造ということなので、様々な機能を付け加えやすいと思います。 単純に電気自動車に改造するのではなく、通信機能やセンサ機能を付け加えることによって、色々な用途に応用できることを期待します。 災害時にはガソリンの支給が困難になるためガソリン自動車より利用しやすいため、改造電気自動車の活躍が期待されます。 |
2.EV製作研修に参加して得られた気づきや製作工程で勉強になったこと。 |
以外に電気自動車の構造がシンプルであることを学びました。 ガソリン自動車を電気自動車に改造するということであり、車のボディが電気自動車の部品を設置するための形状でないため、部品設置が意外に困難であること が感じられました。 そのために溶接技術や硬い金属を変形させる技術が必要であるということ、 また、それらが日本独自の物づくりの原点であるということを現場で参加/見学することによって、実感することができました。 |
3.興味があったところ。 |
動力機関について興味がわきました。 ガソリン式のエンジンの代わりに,モーターを利用している点やモーターの動力をタイヤに伝達している機関について、見ていておもしろかったです。 |
4.改造電気自動車を今後どのように活用していきますか? |
電気自動車の利点としては2点上げられると思います。 まず1つ目は,大規模災害時にガソリンなどの燃料物資が不足した場合に電気自動車が利用しやすいという点。 それから,排気ガスが放出されないためCO2削減,環境に優しい乗り物として利用できるという点になります。 災害時には、センサ、カメラ、通信機能を搭載して、周りの被害状況の把握に活用できるのではないかと期待しています。 また,CO2削減のために、スマートグリッドの部分機関としてどの様な役割を果たすかについて検討していきたいと思います. |
新潟大学 大学院 学部 工学部 出身県名 中国 高 靖 様 |
1.改 造電気自動車に期待すること |
1.電気回路の故障確率が低くなるように作ること。 2.車に搭載できるメータ、カーナビなどを接続するためのコネクタ挿し口を確保すること。 |
2.EV製作研修に参加して得られた気づきや製作工程で勉強になったこと |
電流計などのメータ装着を試しました。 改造後の様子を想像しながら、道具の使い方の勉強から作業を進めてきましたので、いい勉強になりました。 |
3.興味があったところ。 |
ギアーと直流モータとの繋ぐところ、またアクセル、変速にも興味があった。 |
4.改造電気自動車を今後どのように活用していきますか? |
EVに通信機器を載せて、無線ネットワーク実験に活用する予定です。 |
新潟大学 大学院 出 身県新潟県 松田裕介様 |
1.改 造電気自動車に期待すること |
都市部での「ちょいのり」自動車としての普及。 都市部の空気がクリーンになることを期待します。 |
2.EV製作研修に参加して得られた気づきや製作工程で勉強になったこと |
EVは部品数が少なく、部品間の配線もシンプルであるため、メンテナンスは従来の内燃機関搭載車と比べ簡単になるのでは
ないかと感じました。 この点はEV利用、普及における強みであると思います。 |
3.興味があったところ。 |
部品の取りつけが簡単であれば自分でも使ってみたいと思いました。 |
4.改造電気自動車を今後どのように活用していきますか? |
カメラ等、センサーを取りつけ、様々な情報収集を行う実験をするために活用したいと思います。 |
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